コンプライアンス教育を徹底しよう!

人材管理システムは、人材不足による業務効率化を推進するために欠かせないツールですが、導入の際に知っておきたいデメリットがいくつかあります。まず、社外に個人情報が漏れてしまうという可能性があるというデメリットです。人材管理システムでは社内の役職や社員番号などはもちろん、より個人的なデータを管理します。例えシステム自体のセキュリティがしっかりしていても、それを見た人がうっかり個人的な情報を漏らしてしまったりなどというケースが考えられます。

それを防ぐのにまず有効なのが、コンプライアンス教育です。今は、社内のデータ取扱いに関してのコンプライアンス教育をしている業者も多くあります。導入の際には必ず講習を行い、必要以外にみだりにデータを公開しないということを徹底して周知する必要があります。

クラウド型の場合も要注意!

また、クラウド型の人材管理システムサービスを提供している業者も多いですが、その場合にもセキュリティ面に注意をする必要があります。パッケージ型の場合は自社のサーバーにデータを保管しますが、クラウド型の場合はサービス提供業者が提供するサーバーに管理されることになります。そうなるとそこに色々な企業のデータが管理されることになるので、何らかの人為的ミスにより、他社から自分の会社のデータにアクセスできるようになってしまう危険性もあるでしょう。

さらに、悪意を持った人間からのサイバー攻撃というのも否定できません。クラウド型の人材管理システムを選ぶ際にはまず最初にセキュリティ面を確認し、様々なケースを想定した対策がなされているか直接聞くなどして安全性を重視しましょう。